こんにちはHikaruです。
今回は外部英語試験と編入試験との関係についてお話ししていきたいと思います。
また今回の記事は主に外部試験を採用していない大学に焦点を置いた内容になっておりますので、ご理解の上読み進んでいただくようお願いします。
それではいってみましょう!!
目次
題材になっているのは主に論文
はじめに編入試験では外部英語試験を採用している大学とそうでない大学があります。(参考記事)
(外部英語試験を採用している大学の中でも筆記試験で英語問題を出題している大学もあります。)
大学側が作成した英語問題では主に英語論文やレビューを題材にしていたり、英語の記事(ニューヨークタイムズなど)を題材にしているようです。
特に論文やレビューではCNSと呼ばれているNature、Cell、Scienceの三大誌や姉妹誌からの出題が多くみられます。
これらの論文全てに目を通すことは不可能ですが、医学系の基礎研究や疾患に関連した問題が出題されるため、少なくとも英語論文に拒否反応を示さないよう読めるようにしておきましょう。
ではどういう論文に目を向けるべきでしょうか。
今年度はコロナに関して出題されるのではないかという噂があるようです。
もちろん新型コロナウイルスに関する論文にも目を通しておいて損はないと思いますが、それだけでは危険です。
出題される範囲で多いのはがんや生活習慣病、先天性疾患に関する出題が多くみられますので、そういった論文を題材に選んでみてはいかがでしょうか。
特にこれまであまり論文を読んだことがないという方は、abstractだけでもいいので目を通してみてください。
(多くのジャーナルは論文を読むために契約をしなければならなかったり購入する必要がありますが、アブストラクトは購入せずとも読むことができます。)
外部試験のスコアが高くなくても合格している人はいる
では外部試験でどれくらいのスコアの方が編入試験に合格しているのでしょうか。
私の知っている方ではTOEICのスコアが700に届いていない方でも合格されているようです。
私自身ももともと英語が苦手で、TOEICのスコアも780程度です。
TOEFLはスコア取得を考えて模擬試験をネイティブの友人に採点してもらおうとしましたが、結局あまりにも出来が悪すぎて採点すらお願いしませんでした。(readingとwritingでそれぞれ5割くらい)
結局TOEFLのスコアを伸ばしてもコスパが悪い(TOEFLのスコアを持っていることによる編入試験へのメリットが少ない)と思ったので、受験すらしませんでした。
ただ一方、私は当時大学院生で英語論文をほぼ毎日のように読んでいましたので、それなりの英語力はあったのかもしれません。
またKALS模試での英語の偏差値も標準よりちょっと上くらいでした。(55くらい?これはまた別で記事にします)
ですので圧倒的な英語力がなければ合格できないわけではないですが、ある程度の力は必要だと思います。
スコアも「TOEICで少なくとも800以上、TOEFL-iBTだと80以上」などと言われていたりしますが、外部試験のスコアが必ずしも合格に直結するわけではないということを頭に入れておくべきでしょう。
まとめ
- 英語の外部試験を採用している大学とそうでない大学がある
- 英語試験は主に論文などを題材にしている
- 論文は読み慣れておく方がいい
- 外部試験のスコアの良し悪しがそのまま合格に直結するわけではない
以上です。
いかがでしたでしょうか。
以前にもお伝えしましたが、何も分からずに外部試験のスコアだけで判断するのは危険です。
実際の試験でどれくらいできなければいけないのか、どれくらい取れそうなのか、など周囲の方よりも得点を取れるかどうかが重要です。
また英語論文ですが、皆さん実際にどうなんでしょう。
「何読めばいいかわからない」「こんなの読んでみたらって教えて欲しい」とかいう声があれば、それに見合った論文等紹介できればいいなと思っています。
編入試験のオンラインサロン等をやられている方もいらっしゃるので、そういったところに参加して聞いてみるのもいいのではないでしょうか。
僕もやろうか考えてるんですけど、誰か参加してやってもいいぞ?という方いたらTwitterのDMで教えてください笑
(クローズドな空間だと意見交換もしやすいですし、情報共有もスムーズなのがいいんですよね。)
それでは!!