こんにちは、Hikaruです。
今年に入っていよいよ臨床実習が始まりました。実習を回っていて医学部を目指した動機、当時考えていた診療科などについて、一度簡単にまとめてみたいと思います。
その上で定期的に回った診療科の感想などを残していき、最終的にどの診療科にするかを決めたいと思います。
編入した時との心境の変化がかなりある気がしますが、まあこんな奴もいると思って見てみて下さい笑
目次
編入前は内科系しか考えていなかった
そもそも私は医学部編入前、大学院で生物系の研究をしていました。
その中で外科医や内科医との関わりもあり、将来的に研究することも考えて医学部編入という道を選択しました。
その際は基礎研究者ではなかなか成功することが難しいのではないか、医者なら研究で成功しなくても食っていけるでしょ!くらいに思っていたので、外科でバリバリ手術したいという感じではなく、どちらかというと内科系で外来をやっているようなイメージを持って編入試験を受験していました。
当時関わっていた外科の先生たちはほぼストレートで医学部に合格しているか、いても2浪までだったので、かなり一般入学から年齢も離れている自分が外科でそういう人たちと一緒にやっていくイメージが掴めなかったのだと思います。
また特に大学に編入してからも勉強を進めていく上で、手術手技などに興味が湧いても「手術の手技を習得するために他の人たちと同じ時間をかけていると一人前になったと思った時にはおじいちゃんになってしまっているのでは?」という懸念を持っていました。
そのため、編入後も座学をやっている時にはあまり外科系に強烈に引き寄せられることもなく、「内科系か小児科とかかな」くらいに考えていました。
ポリクリが始まってみると外科も面白そう
いざ始まってみるとやはり外科系に良いイメージは抱かず(笑)、「手術長いなあ、ずっと立ってるのしんどいな、先生方すごいな」くらいに思っていました。
実習も、縫合は何度か経験がありましたが、あまり楽しさを見出せていなかったので、まあ興味が湧くこともないだろうとタカを括っていました。
ある診療科で腹腔鏡の実習をした際、遊びで班の中でタイムをとってみようとなり、思っていたよりも早くできたことに少し驚きました。
また案外自分でも思っているよりうまくできているように感じ、そこから少し興味が湧くようになりました。
またある診療科でダヴィンチを触らせていただく機会があり、またダヴィンチで実際に術者が見ている術野を見せていただくこともでき、さらに興味が湧きました。
書いていると余計に思いますが、まさに外科の先生方の思い通りに興味を持たされた感じですね笑
ただその経験から、「こんなに見づらい視野であれほど正確に腹腔鏡を動かせるのはすごいな」とか「あの血管や神経もイメージしていたのかな。どれだけ頭の中に立体的な人体のイメージがあるんだろう」とか考えるようになり、外科に魅了されてきたように思います。
指導医たちとの出会い
ポリクリでも清潔野に入る(いかにも手術!という感じでガウンを着て、術者の先生方の近くで見学するイメージです)ことは聞いていましたが、実際は手術室ないからカメラなどを通して見学しているものだと思っていました。(ポリクリでは大半の手術がそうだと思います。)
しかし幸いなことに清潔野に入って直近で術野を見せていただいたり、手術をしながら解説していただいたりと、非常に教育熱心な指導医の先生方につくことができています。
中にはいかにも昔ながらの先生という感じの気難しい方もいるようですが、幸いそういう先生には当たっていないように思います。
外科に興味が出てきたから面白いと感じるのか、はたまた人体の神秘みたいなものに触れている感覚があるから興味深いと思うのかは分かりませんが、なんにせよ良い指導医に恵まれたおかげで楽しく外科も見学できています。
- 編入前は内科系の専門医をとって研究することしか考えていなかった
- 実際に手を動かしたり、手術体験みたいなものをしてみると外科も楽しそう
- ポリクリで診療科に対する印象に寄与する指導医の影響はかなり大きい
内科系で研究しか考えておらず、楽しければそのまま臨床かなと思っていましたが、案外外科も楽しくて迷っています。
実際年齢のこととかもありますが、手術をして患者さんが治って退院していく様子を見たりすると外科もアリ!と思ってしまいます笑
とにかく強く感じるのは、指導医の影響って大きいですね。良い指導医に巡り会えるかどうかで、実習の楽しさや大変さがかなり変わると思います。
難しいですが、今後は各診療科に対する感想(あくまでかなり個人的なものです)を書いていき、まずはクリクラでどこを回るか、最終的に何科になるのかを考えていきたいと思います!
感想に対する皆さんの意見も聞かせてもらえると嬉しいです。
ではまた次回!