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難し過ぎ?KALSの模試使い方

医学生

こんにちはHikaruです。

今回はKALSの模試についてお話ししたいと思います。

以前の記事でもKALSの利用については書きましたが、個人的には受験しておくと良いかなという立場です。

ただ模試を受けてみた結果「難しすぎる!」というツイート等をいくつか見つけました。

今回はそういった方に向けた記事ですので、「俺関係ないわ、できたし〜」という方はすっ飛ばしていただいて構いません。笑

それでは始めましょう。

目次

KALSの編入試験模試は難しく作られていると思う

そもそも論ですが、基本的に模試って難しく作られていると僕は思っています。

なぜなら「こんな点数取ってしまった、やばい…」と思っている方が増えれば増えるほど、塾にとってはありがたい状況になると思いませんか?

やばいと思っている人はおそらくKALSの生命科学講座の受講を考えるでしょう。

基本的に模試を受験している人のうち何割かはKALSを受講していない方々ですので、それだけKALSにとっては受講生を増やすチャンスの場になりうるわけです。

またKALSのテキストは本当に素晴らしいですが、個人的には情報量が多すぎるとも思っています。

それゆえできない問題があってもいいわけです。

例えば細胞生物学に関する基礎的な問題ばかり出題される大学を受験しようと考えているのに、組織学の問題を解ける必要ないですよね。

組織学なんて編入してから役立つかもしれませんが、どうせ入学したらやるんです。

受験の時に必要なのは模試で間違えた問題ではないかもしれません。

では模試で得られたデータをどの世に活用すべきなのでしょうか。

模試をどう使うべきか

すべきことは三つです。

最も重要な一つ目は「落としてはいけない問題を落としていないか」という確認から始めましょう。

次に二つ目は「現在の相対的な順位を確認しよう」です。

最後は「しなければならないこととそれによって到達できる順位の確認」です。

落とすとダメな問題を確認しよう

KALSの模試を受けるとデータ集というものをいただくことができます。

また試験の模範解答もいただけますので、それらを使って「他の受験生はできているのに自分ができなかった問題」があるかどうか探してみましょう。

僕は試験では大きく分けて三種類の問題があると考えています。

①ほとんどの人が答えられる問題②差がつく問題(答えられる人とそうでない人に別れる)③多くの人ができない問題、の三つです。

このうち3はもう仕方ありません。

2はこれから勉強していけばいいんです。

試験で知れたことに感謝して勉強すればいいんです。

でも1はそうはいきません。

他の人が解けているのに自分ができていないという事実を重く受け止め、なぜできていないのかをしっかり考えましょう。

簡単に「非KALS生だから仕方ないわ〜」くらいに思ってしまってはいけません。

①を落としてしまったということは、②か③でその差を挽回しなければならない訳です。

相当ハードですよね。

ですので、まず周りの受験生ができている問題で自分もきちんと得点できているかを確認するようにしましょう。

相対的な順位の確認

次に現在の相対的な順位を確認しておきましょう。

データ集では自分の順位を確認することができます。

また志望校別に順位を算出していますので、「A校を受験予定のO人のうち何位」というところまでわかります

志望校の一次試験通過ラインくらいにいるのかどうか、などを確認しておくとやる気にもつながっていいと思います。

すべきことと到達目標地点

最後にしなければならないことをある程度はっきりさせておきましょう。

具体的には2-1で話した②と③の問題です。

特に②の問題についてはどの程度まで追求するか、例えば分野を増やすのか、もう少し深掘りして勉強していくべきなのか、といった今後の勉強方針を考える上で非常に重要になってきます。

③については時間が余った時に「こんな考え方もあるのか」などといった感じで、読み物などとするのがいいかも知れません。

とにかく②の問題を解ためにしなければならないことを決め、それによってどれくらいの得点増加が見込めるのかを考えます。

その増加した分の得点があれば相対順位がどれくらいになるのか、合格予想ラインに到達しているのか、到達していなければあとどれくらい足りなくてギャップを埋めるためには何をしなければいけないか、を考えてみましょう。

まとめ

  • KALSの模試は難しい
  • 模試で得られたデータを存分に活かそう
  • 落としてはいけない問題を落としていないか
  • 模試のデータを元に今後の勉強方針を修正しよう

今回は以上です。

KALSのテキストは素晴らしいです。

テキストをできるようになれば多くの大学でしっかりと戦える力をつけることができるでしょう。

しかし繰り返しになりますが、私は基本的にKALSの生命科学は情報過多だと思っています。

不安を煽られすぎて必要以上にあれもこれもと手を出すのは良くありません

何をしなければならないのか、しっかりと優先順位をつけて必要なものから対処していくようにしましょう。

それでは!

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