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受験記録 愛媛大学 一次試験

医学部編入

こんにちはHikaruです。

今回は愛媛大学の受験記録についてお話ししていきたいと思います。

それでは始めましょう。

目次

出願準備

愛媛大学も知り合いに勧めていただいた大学でした。

愛媛大学の編入試験の合格者の方とも話していたので、試験監督として出てくるであろう先生のお話や出題の傾向について教えていただいた状態で出願することができました。

出願の際に自己推薦書と推薦書が必要でしたが、滋賀医科大学の際に作成した自己推薦書を愛媛大学用に書き直しました。

推薦書の方はそのまま愛媛大学の形式に合わせたものにサインをいただくだけでしたので、出願準備は非常に楽でした。

基本的に推薦書は一度書いてしまえばあまり変更することもないと思いますので、できる限り早めに完成させておくべきです。

推薦していただく先生にお見せし署名等をいただくのに時間がかかってしまうこともありますので、ギリギリにならないようにしておきましょう。

試験科目と注意点

愛媛大学の一次試験では自然科学総合問題、英語、そして小論文の三科目が出題されます。

また自然科学総合問題は生命科学だけでなく、物理や化学の範囲も含んでいました。

内訳は物理が大問一、化学が大問二、生命科学が大問三と四の軽四台から構成されていました。

生命科学の問題ではRNA-seqやスーパーエンハンサーなど、専門外の人にはあまり聞き慣れないであろう単語も複数出てきていました。

また知識そのものを問うのではなく、科学的な思考を試しているようでしたので特に文系の編入生にはなかなか難しいと思います。

反対に生命科学系の研究をされている方などであれば考えやすい問題でしょう。

かなり差がつきやすそうな問題だと感じました。

英語は大問が二問で構成されており、医学に関連した問題を読ませて回答させるタイプのものでした。

しかしそれほど専門的ではなく、単語の穴埋め以外は本文中の用語を説明するような形で回答できるものでしたので、英語が得意な方にはそれほど難易度の高いものではないと思います。

小論文は「人生の最後期」と「医師の働き方」に関する出題でした。

こちらも内容はさほど難しいものではなかったように思います。
時間の中で医療従事者としての考え方をきちんと書くことができるか、といった感じでしょうか。

愛媛大学では募集要項を請求する際に前年度分の過去問も請求できるようなので、受験される方は忘れずに請求しておくと良いでしょう。

私は過去二年分の過去問を譲っていただきましたので、そちらで対策を行いました。

愛媛大学を受験する上での注意点ですが、愛媛大学では一次試験合格者に対し二次試験で面接を行います。

しかし最終結果は二次面接の結果だけで判定されます。

昨年度は募集要項の選抜方法等 → 第二次選抜のところに書いてありましたので、今年度はどうなっているか確認するようにしておきましょう。

結果と考察

結果から言うと一次試験は通過しました。

私なりに考えた結果、いくつかの要因が重なりこの結果につながったと考えています。そのうち大きい要因になり得たのが、以下の二つです。

  • 受験者数がそもそも少なかったこと
  • 愛媛大学の生命科学の問題が自分に適していたこと

昨年度の愛媛大学は一次試験日が他の大学と重複していました。

日程の重複はたまにあることですが、中には受験者を減らす狙いもあるように思います。

一次試験日が重なっていたのは鳥取大学と大阪大学のようで、愛媛大学の受験者数は60人もいなかったと思います。

その中から一次試験合格者は約20名でしたので、倍率としてはかなり低いことがわかるでしょう。

二つ目ですが、私は大学院で生命科学の研究をしていました。

先輩から愛媛大学の受験を進めていただいた際にも、「生物系の研究をしている人にはお勧め」と言われていたのですが、過去問や当日の問題を解いていく中で自分に向いていると確信しました。

ただ、生物系の研究をしていない人に全く可能性がないかと言われるとそういう訳ではありません。

愛媛大学の問題を一度ご覧になればわかると思いますが、物理や科学の問題に関してはそこまでレベルの高い問題ではないと思います。

しかし一方で編入試験に向いてるかどうか、というところも再確認させられました。

自分の得意分野やこれまでの専門性を生かせるかどうか、ということは非常に重要だと思います。

まとめ

  • 自己推薦書や推薦書は一度書いたら他の大学でも使用できる
  • 日程の重複には注意
  • 専門分野を生かせるとかなり有利

以上愛媛大学の一次試験受験記録でした。

本記事の中で少し触れた「編入試験の向き・不向き」については別の記事で述べていきたいと思います。

またアンケートでも推薦者や自己推薦書の書き方は気になる方がいらっしゃるようでしたので、そちらも近日中に記事にしたいと思います。

それでは!

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