こんにちはHikaruです。
前回に引き続き、今回は滋賀医科大学の受験記録について書いていきたいと思います。
ただ試験科目に関して細かく書いていくと非常に分量が多くなりそうでしたので、ここでは省略して記述させていただきます。
それでは見ていきましょう。
目次
出願準備
滋賀医科大学は「受験記録 富山大学」でも書いた知り合い二人に勧めてもらった大学でした。
出願時には自己推薦書、推薦書が必要でしたが、いずれ他大学にも出願する際にも使用できるようにと、三月から自己推薦書を作成していました。
これも合格者の知り合い二人の自己推薦書を見せてもらい、どのように書くのかをイメージしてから書き始めました。
推薦書は大学院で研究費の申請や大学に提出するため何度も書いていたので、何度か先生に確認していただいていたものを元にして作成しました。
推薦書の方はスムーズに進めることができましたが、一方で自己推薦者は書けば書くほど不安になり何度も書き直してはチェックしていただきました。
ここでも編入試験に合格した友人に何度も助けていただきましたが、推薦書や自己推薦書は信頼できる第三者に確認してもらって本当に良かったと思っています。
ギリギリまで修正することになりましたが、なんとか出願に間に合わせることはできました。
試験科目と問題の入手
滋賀医科大学の試験科目は総合問題と英語の二科目です。
(総合問題:生命科学、物理、化学の問題)
私はそもそも四科目型の問題に対応できるように勉強を進めていましたので、これはさほど苦になりませんでした。
なぜそのように考えたかはnoteの方で詳しく記述していますので、ご興味のある方はご覧になってみてください。(Hikaruの編入試験対策と考え方)
四科目型と二科目型のどちらを選択すべきか、私の得たデータをもとに記述しています。
滋賀医科大学の問題はマークシート形式になっており、2018年度実施分までは一問一答型の形式を採用していました。
しかし2019年度から総合問題内の物理の問題において、センター数学のような解答形式をするようになりました。(下図参照)
試験時間も変更されましたが、2018年度までと最も大きな違いはこの点かと思います。
おそらく今年度もこの形式を取るでしょう。
生命科学や化学の問題、また英語に関しては基本的に一問一答形式(いくつか複数回答しなければならない場合もあります)をとっています。
さて、苦労したのは過去問がなかなか手に入らなかったことです。
滋賀医科大学は問題用紙の持ち帰りを認めておらず、過去問があまり出回っていません。
メルカリ等でも再現問題が出品されているだけでしたので、購入する事は諦めました。
再現問題はKALS等の予備校がデータを集めて作成しているものであれば一定の信頼性はあるかと思いますが、ネット上で見ず知らずの他人が作成した可能性のある再現問題にそれなりの金額を投資するほどの価値はないと思ったためです。
しかし幸いなことに友人がKALSで滋賀医科大学の2017年度、2018年度実施分再現問題を所有しており、それをいただいて対策を練ることができました。
他にもいくつかの大学では再現問題でしか対応できない場合もありますが、できる限り入手すべきです。
ただその際にはどれくらい信頼できるものなのか、きちんと判断しなければなりません。
一番のおすすめはKALSを利用することですが、なかなか金銭的に難しいと言う方もいらっしゃるでしょう。
Twitter等で友人を作り、過去問を共有し合うのも一つの手かもしれません。
もし過去問等で何かお困りの場合、とにかく知ってそうな方に連絡を取ってみることをお勧めします。
当日の手応えと結果
さて受験当日ですが、滋賀医科大学は最寄駅から結構な距離がありバスで行くことが一般的になると思います。
私はでいる限り早く試験会場入りし、落ち着いて資料等を見直したいタイプなので当日は一時間前くらいに試験会場に到着するように行動しました。
これは非常に良かったと思っています。
富山大学の記事でもお伝えしましたが、バスは非常に混み合います。
滋賀医科大学は一次試験では300人を超える受験生が押し寄せるため、地元のバス会社に協力を要請し本数を増やしているようですが、それでも混み合います。
「座れるかどうか」ではなく、「今来たバスに乗れるかどうか」という意味です。
最悪の場合一本待たなければなりません。
また瀬田駅(滋賀医科大学の最寄駅)から滋賀医科大学までの道は片側一車線の道であり、道路状況によってはなかなか思った時刻に到着できないかもしれません。
もし受験を考えておられるのでしたら、できる限り早く着くようにスケジュール管理をしておくほうが良いと思います。
とにかく試験開始一時間前に到着し、非常に良い状態で試験を受けることができました。
総合問題も英語についても事前に想定していた程度で、それなりに手応えがありました。
しかし英語の試験時間終了間際になってマークがずれていることに気付き、修正する時間が足りず結果として10問近くずれた状態で提出することになってしまいました。
そのため一次試験には失敗したと思って、結果の発表もあまり確認する気がなかったのを覚えています。
編入試験に関して相談していた友人に「まあ落ちたことをきちんと確認した方が、次のやる気にもつながるんじゃない?」と言われて確認したところ、思いがけず自分の番号があったため非常に驚いたのを覚えています。
と同時に「英語であれだけ失敗したにもかかわらず一次試験を通過できた!やはり自分の戦略は間違っていなかったのだ」、という自信にもなりました。
まとめ
- 自己推薦書はギリギリまで修正したくなる(でも早めに始めておくべき)
- 再現問題でも手に入れるべし(予備校のものを推奨)
- 戦略が合っていれば、少々ミスは問題ない
以上今回は滋賀医科大学について書いてみました。
Noteですが、これまで販売していたよりも価格を値下げして販売させていただいておりますので、もし興味があればご覧になってみてください。
コロナの影響もあり受験生の皆さんも大変かと思いますが、少しでも皆さんのお力になることができれば幸いです。